2006年6月13日 (火)

4150km

4150km 今回の九州放浪の移動距離を算出してみました。

 総移動距離:4150km
 うち鉄道  :3810km
 うちバス  : 240km
 うち航路  :100km

 鉄道以外は概算です。観光に市内を乗り回した電車やバスもおおよそ。(白地図は株式会社地理情報開発のWebから頂きました。)

F1003463a 前回が30泊31日で7100km、今回は21泊22日で4150km。今回の方が一カ所の滞在が長かったのと、寝台車のような長距離移動がなかった分距離が少ないです。結局、武雄温泉3泊、島原3泊、熊本6泊、鹿児島5泊、佐多岬1泊、宮崎2泊、大分1泊。前回は一カ所2~3泊だったので、今回の方がゆっくりできた所が多い、筈だけどどうかな。

 今回の旅では全県宿泊達成もしたけど、今までとあわせて福岡県以外の九州各県の鉄道は殆ど全部乗ったことになる。福岡県以外の残りは、大分県の日田彦山線の一部、二駅。宮崎県の宮崎空港線の一駅。長崎県の長崎本線の浦上−喜々津間が二重になっているところの旧線部分。福岡県は私鉄JR供に入り乱れているので難しそう。それでもJRは結構乗っている筈なんだが。
 あとは、JRと鉄道の最西端を制覇、本土最南端も制覇。鉄道は東西南北端制覇だな。本土も東南北端は制覇したけど、西端は忘れてた。バスとかで行けるんだろうか? 日本の東西南北端は難しそう。北方領土や沖の鳥島(だっけ?)と民間人はおいそれと行けないし、西端はすごいところなんでしょ?

 装備も前回より進化したので、この調子で行けばほぼ無制限に旅を続けられそう。問題点もいくつか明らかになったので改善しておかなきゃ。鞄もだいぶ小さくなった、モバイルライブカメラは難しいけど。毎日か一日おきに洗濯する必要があるのが難点。これでも乾燥の問題はかなり解消されてます。前回は4日置きでも何とかなったんだけど、今回の装備では寝台車に2日続けて乗ったりするとつらいです。最悪、洗わずに同じ服を着続けるという手もあるけど、山の中ならともかく町中ではねぇ。(^_^;)

F1003464aF1003466a 一カ所に長居するとそれなりに愛着も生まれてくる。武雄温泉と島原、佐多岬以外はいずれも2回目以上なんだけど、結構新鮮だった。記憶が薄れているだけなのかな。今回一番印象的だったのは鹿児島かなぁ。暑い日もあったけど案外からりとしていて過ごしやすかった。海の水も綺麗だったし。何十年ぶりかの噴火にも立ち会えたし。
 さて、旅の間に撮り溜めた画像を整理してここに書き込んでいこうかなっと。ぼちぼちやっていきます。整理し終わった頃にはまた旅に出たくなりそう...。f^_^;

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2006年6月12日 (月)

帰途

帰途

熊本からちょっと回り道して博多へ。もう一泊しようかどうか迷ったんだけど、素直に帰ることに。いつまでも私が居ると九州に雨が降らないからなぁ。水飢饉回避の為一旦帰還。(^-^;
という訳でのぞみ50号車中から。

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2006年6月11日 (日)

おてもやん

熊本

 雨の予報だったのに、晴れたり曇ったり。どうせ予報は直前に出し直したんでしょうけど。あちかったけど、今までになく蒸した感じ。それでも風が吹くと涼しく感じたのでそれほどでもなかったのかな?

 降り込められるかと思って、予備日&休息日に指定していたので暇勝ち。ちょろっとお散歩した後はお休みしてました。

 辛島町を歩きながら天文館通を探したり、やや混乱気味。熊本駅と宮崎駅がだぶって頭に浮かんでくるし。そろそろ記憶のキャパ越えてきたかな?

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2006年6月10日 (土)

三角線

三角線

 熊本と三角港を結ぶ三角線。「さんかくせん」ではなく、「みすみせん」。駅名は三角で港は付かないですけど。
 昔は三角港と三角西港が県随一の貿易港だったそうですけど、いまがひっそりとしています。三角港のフェリーターミナルが巻き貝型なのが駄洒落っぽくて素敵な町です。天草への玄関でもあるようですが、天草は車がないと回れないのでパスだな。

 これで過去の乗車とあわせて熊本県内の鉄道は完乗。鹿児島もそうだな〜。
 大分、宮崎、長崎も完乗、かと思ったらちょろっとずつ残ってる。やや残念。
 大分は日田彦山線の一部、二駅。宮崎は宮崎空港線の一駅。長崎は長崎本線の浦上−喜々津間が二重になっているところの旧線部分。日田彦山線は福岡県に抜ける路線なので致し方ないけど、他は頑張れば乗れていた区間なんだよな〜。最初は完乗を意識していなかったので気付かなかった。宮崎空港線は前回の出張の時に乗ったと思っていたんだけど、出張は開業前でした。f^_^;
 ま、頑張らない、がモットーなのでいいんだけど。完乗、を意識しすぎるとこの先何年も放浪し続けないといけなくなりそうだし。(^_^;)

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2006年6月 9日 (金)

南阿蘇鉄道

南阿蘇鉄道

 大分から熊本へ移動。
 これで九州を「6」の字に回ったことになる。前回の放浪とあわせれば「8」の字かな。

 その間、立野で途中下車して南阿蘇鉄道も一往復。
 予報通り、午後から晴れて暑い日射しが降り注ぎました。でも高原を吹く風はひんやりと乾いていて爽やか。カルデラ内の棚田は田植えが終わった直後らしく、山や青空や雲を映す鏡のような水面に稲の若葉が天に向けて伸びてる。日本の原点、かなっと。

 梅雨だというのにこの3週間近くのうち雨に降られたのは2日半あるかないか。九州は空梅雨ですか? 大丈夫かなぁ。晴れてくれるのはとってもありがたいですけどね。

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2006年6月 8日 (木)

日豊本線

日豊本線

 今日は大分へ移動。
 ちょっと離れていて特急で3時間。案外大分って九州の上の方にあるんだな。ずっと海のそばを走るのかと思ったら、やはり大半が山の中。陸地って海に聳える山なんだものなぁ、と改めて思った次第。山の緑もきれい。一面の緑に覆われた山を見ると嬉しくなる。けど、川や海が見えるとホッとするのは何故だろう。太古の記憶なのか?
 大分は特に見るものはないし、天気も天気なので安息日。といっても昼過ぎまでは移動で潰れちゃいましたけど。この一週間、朝早かった日があったのでやや寝不足気味。

 宮崎で昼前から降り出した雨は大分に着くまで強く降ったり小降りになったりしていたけど、結局大分の夜も雨。九州北部も梅雨入りしたそうだし、いよいよ雨の季節かな。...と思ったら明日は午後から晴れるらしい。あらよっと。

 これで日豊本線は全線乗車。引き込み線は除いて。大分から北は前回の放浪でも乗ったのでね。

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2006年6月 7日 (水)

鬼の洗濯板

鬼の洗濯板

 一日空いちゃったので、電車で隣の駅の宮崎神宮へ。
 ローカルな名前になっちゃってるけど、神武天皇を奉っているそうな。駅前に建つ金属製の鳥居に導かれて東参道から境内へ。境内では鶏が時を告げてる。ん〜? 「これ以上動物を持ち込むな」という趣旨の立て札も立ってる。みんな放鳥していくのね。鳥の声を除けばとても閑かな境内でした。厳かというべきなのか?

 更に時間があったので、電車で半時間ほどの青島へ。
 ここは10年ほど前出張で宮崎に来た時に寄ったところ。鬼の洗濯板健在。あたりまえか。潮の加減も良く、いい塩梅に露出してました。島の砂が貝殻でできているのも変わらず。おまけに、駅の木製ベンチもその頃のまま、のような気がする...。十年一日。
 前回寄った(と思う)サボテン公園は閉園中だって。諸行無常。

 高千穂は高千穂鉄道が運行休止しているので断念。観光バスも土日しか動いてないし。ここは車必須かなぁ。

 晩は、居酒屋で無理言って地鶏のもも焼きと冷や汁で晩飯。これで宮崎に来て三杯目だわ、冷や汁。猫舌の友よね。

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2006年6月 6日 (火)

志布志

志布志

 鹿児島を後にして宮崎へ。

 鹿児島には一週間いたことになる。予定より長居をしちゃった。街中は結構居心地良かった、かも。これだけいてると愛着が湧いてきちゃう。

 鹿児島と宮崎は特急で2時間ほど。近い。ゆっくり宿をC/Oしても昼過ぎには宮崎に着いちゃった。ふと見ると志布志まで往復しても夜には戻ってこられる時間。なので、行ってきました。片道2時間半〜3時間。途中25分の信号待ちとか、わけわかめなイベントがあったりしてややムダ。日南線と言う割に海岸線を走るのはごく一部。殆どが山間部や山奥を走ってました。今は終着の無人駅になっている志布志ですが以前は乗換駅だったんですねぇ。昔はもっと便利だったんだろうなぁ。予想に反してスーパーや駅前食堂なんかがあって、そこそこ町です。閑散としていることはしていますがね。キャッチコピーが「海のゲートウエイ」だそうで、ドメスティックだからFWはなしかな?陸から行くより海からのアプローチの方がウエルカムなのかも〜。

 宮崎は2度目なんだけど、前回は仕事で行きも帰りも飛行機という殺伐としていて旅としては殆ど無意味だったんだよな。今回ようやくリベンジを果たしたぞっと。明日は一日空いちゃったけど、名所は駅から遠いので無理せず名物の焼き鳥でも喰おうかなっと。

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2006年6月 5日 (月)

仙厳園

仙厳園

 予定のない一日。ホントは今日桜島に行くはずだったんだけど、昨日行っちゃったので暇。ほぼ快晴であちかった。わりとからっとしてたのが救い。

 港に水族館があったのを思い出してベイエリアへ。水族館では「イルカショー」ではなく「いるかの時間」なるアトラクション。芸をさせるというスタンスではなく、イルカに対する理解を深めるという方針とか。後半は古典的な芸だったんだけど、前半ではハンディカメラを持ちだして、イルカの口の中や顔のアップ、局所を見せて雌雄の区別など見せていました。意外だったのはイルカの「声」。アシスタントのジェスチャーに合わせて「声」を上げるイルカ3匹。まるで合唱。いや、録音しておけば良かった。惜しいことをした。

 日蝕観測の下調べに十島村役場を訪ねると、『「十島村友好島民」募集のお知らせ』なんてパンフが置いてありました。「フェリーとしま」の運行ダイヤなんてのももらってきたけど、変わっちゃうよねぇ。役場自体は入ってすぐが住民課ってなってて雑然としたオフィス。とても観光の雑談をする雰囲気では無かったです。(^_^;)

 ドルフィンポートで桜島を見ながら昼飯を喰った後、鹿児島シティービューなる巡回バスで市内を2周。2系統あるのでね。

 今日も桜島は噴煙を上げていました。市街地にも降ったそうだけど、気付かなかった。

 画像は仙厳園の孟宗竹。
 日本の孟宗竹は島津氏がここに植えた二本の竹が発祥だそうです。

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2006年6月 4日 (日)

桜島

桜島

 昼前に佐多岬から鹿児島に帰着。まだ半日あるので、桜島一周の観光バスの午後便に乗ることにしました。

 桜島は2度目だけど、前回は船で渡った後、一番下の展望所まで歩いたところで力尽きたのよね、船津君。今回はリベンジでバスの力を借りることにしました。ぐるりんと回りながら、ここは×××年前の溶岩、ここは××年前、と言われるんだけど、至る所溶岩だらけだからよくわからん。(^_^;) 確かに植物に覆われる程度が古い物ほど激しいようですが…。
 間近に見る山は圧倒的。草木に覆われている所もあるけれど山頂付近になると岩が剥き出し。島の至る所に待避壕があるのはさすが。火口に近い地区では一家に一個待避壕がありましたわ。

 最初はガイドさんも、「今日は噴煙上げていませんねぇ」と言っていたんだけど、バスを所々で止めて解説していたガイドさんが「お、今噴き出しましたね」って。丁度目の前で噴煙を上げだしたのでした。最近は噴煙活動が低調なんだけど、山体自体は(年に?)10cmふくれあがっていて、なんかやばそうと学者連が心配している、とか。でも、そこに住んでいる人たちは平静。噴煙が上がろうと気にしてないそうで。根底には不安もそればっかり考えてるわけには行かないですね。
 バスが噴煙の風下に回っていくとなにやら遠景が霞んでる。火山灰って降ってくるとこう見えるのかというのも経験できました。

Picu1653bPicu1654b<追記>
 この噴煙、15:21に撮った右の二枚の画像には写ってます。その前から水蒸気とも雲ともつかないものが立ち昇ってはいました。噴煙を見たガイドさんが「いつもと 違う火口から噴煙が上がってますねぇ。変ですねぇ。」と言っていたのですが...。どうやらホントに変だったみたいです。
 「桜島・昭和火口付近から噴煙、60年ぶりに確認」というニュースが流れています。(argoさん情報ありがとうございます。)

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