きょうの祇園祭(長刀鉾稚児舞披露)
巡行時の山鉾の上には人が乗って祇園囃子を演奏しますが、先頭にお稚児さんが乗る鉾もあります。大半は人形で代用するのですが、長刀鉾は生きたお稚児さんが乗ります。そして鉾の上で舞を舞う、太平の舞。お稚児さんは毎年10歳前後の小学生が選ばれるので皆初心者。巡行までに練習を積んで臨むのだけれど、吉符入りの際にその途中成果を皆の前で披露するのが稚児舞披露。
長刀鉾の町会所の2階で吉符入りの行事を済ませたあと、2階の窓から外に向かって舞う。ここが長刀鉾の上と言う想定。お稚児さんはフル装備。
鉾の縁にすっと立ち上がって…。
斜め前に身を乗り出す。
スーッと横に体を回して…。
体勢を戻してからお腹の所に付けた太鼓をトントン。これを何度か繰り返す。見ていると落っこちそうでハラハラ。これを巡行中グラグラガタガタ揺れる鉾の上でやるのだから大変。後ろに補佐役が居て支えてるから大丈夫、
町会所の前にはギャラリーが大勢。四条通を挟んだ反対側の歩道にもギャラリー。私のその中の一人だけど。交通規制もされてないので車が通る通る。通りかかった車の運転手が何事かと皆脇見して走り去るので要注意。
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