きょうの祇園祭(長刀鉾稚児注連縄切りリハーサル)
7月17日の山鉾巡行で先頭を行く長刀鉾は四条麩屋町に張られた結界の印、注連縄を刀で切断する。注連縄切りと呼ばれる巡行のハイライトの一つ。その役を担うお稚児さんは注連縄切りに伴う所作と真剣の扱いを何度も練習する(らしい)。その成果の披露も兼ねて鉾の上で練習用の注連縄を切って見せる。…のが注連縄切りリハーサル。
場所取りが難しくてなかなか生では見られないシーンのリハーサルだからもっと人気が出ても良さそうなものなんだが、稚児舞披露ほどには知られていないようだ。
町会所で一連の儀式を終えたあと、鉾の上にお稚児さんや禿他の関係者が登場。皆、装束はおそろいの浴衣のまま。
準備が整うと白刃一閃。
見事一刀両断。居合わせたギャラリーからは拍手が沸く。
親御さんと取材陣が鉾の下で見守ってる。お稚児さんは神の使いなので地面に足をつけてはいけないし女性とは口を利いてはいけないのだそうで母親と言えども例外ではない。…らしい。抑、長刀鉾の上は女人禁制なのでお母さんは鉾の下で見守ってるんですね。
動きが見えるかな?切った瞬間タン!という小気味の良い音がするの。
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