御手洗祭(下鴨神社)
足の健康を願う御手洗祭の足つけ神事。下鴨神社の御手洗池の水に足を浸して洗い清める。神事と言うだけじゃなく、大人が堂々と池に入って涼める貴重なイベント。池の水は地下水でどんどん汲んでは流しているのでつねに冷たい。
きょうは例によって密を避ける為に中止になったので二年ぶりの足つけ神事。
下鴨神社の楼門には御手洗祭の告知と並んでこの一年半見飽きるほど散々見てきた無粋な注意書き。
くるぶしほどの深さのキーンと冷たい水の中を進んでロウソクに灯をともして献灯台に立てる。ジャブジャブ水をかき分けて進むのが心地よい。
志納とロウソク渡しが別々だったり、ロウソクの火種が分散されていたり細々と対策されてる中でも最大の変更は御神水だろう。例年なら、地下から汲み上げた御神水が滝の如く流れる中で、柄杓ですくった御神水を双葉葵の紋の杯に入れてもらって飲み干して身体を清めるのだが、今年はペットボトル入りの御神水になっている。
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