きょうの祇園祭(御神霊渡御祭(還幸祭))
24日には還幸祭の神輿渡御に代わって御神霊渡御祭。最短コースではなく東御座の渡御コースに沿って大政所御旅所経由又旅社でオハケ神事を行って八坂神社に戻る。1150年の祇園祭の歴史上初だそうで。
神主、太鼓、チリン棒、清々講社の幟、御神宝俸持列(勅板、矛、楯、弓、矢、剣、琴と、武具や楽器)に先導されて白馬。
白馬の背には御神霊がを遷した榊。素戔嗚尊(スサトオノミコト)、櫛稲田姫命(クシイナダヒメノミコト)、八柱御子神(ヤハシラノミコカミ)の三体で三本の榊。ぶら下がってる草はネギでもニラでもなく稲らしい。御神輿の時もてっぺんに飾ってある。五穀豊穣の象徴だとか。榊に御神霊を遷し馬の背に乗せて移動するというのは応仁の乱で御神輿が出せなかった時に室町幕府が代案として命じたことに由来するそうで、五百年以上前の政令が今に活きている国が日本です。
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