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2016年5月 4日 (水)

曵家(蹴上浄水場)

 浄化した水道水を送り出す寸前の貯水池の一つが高区配水池。そこに水を出し入れするポンプ小屋が蹴上浄水場創建当初の明治45年に造られた歴史的建造物だそうで、当時からこの地に残っている最後の建物。高区配水池の改修工事にともなって一時移設する必要が出てきたのだが、折角なので壊すことなくそのままの形で十数メートル待避させてまた戻す事にした。ファイルならmoveコマンドで済むところがリアルな建物だとそうはいかない。そこで使われるのが曵家工法。
 最近では弘前城がその手法で移設されていたような。古くは、大阪万博の時に万博道路建設に伴って沿道の家屋を曵家して移設していた。私としては子供の頃を思い出す懐かしい工事だ。

曵家(蹴上浄水場)
 上屋はでっかいレンガ造り。600トン超の重量物。

曵家(蹴上浄水場)
 地面に描かれた白線が元あった場所。そこから奥の建物の場所まで移動。15メートルの移動に3日、全体で3カ月かけたそうだ。木造家屋なら分解して移設先で組み立てなおしたりするところだろうか?

曵家(蹴上浄水場)
 移設の為の仮土台の下に枕木と移動用のレール。動かすときはコロを挟んでジャッキで押して動かす。

曵家(蹴上浄水場)
 高区配水池とポンプ小屋。配水池の向こう側真ん中辺りにあった小屋が今は左の方に移動してる。配水池の工事が終わったら元の位置に戻すそうだ。

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