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2015年1月10日 (土)

平安京跡・東本願寺前古墓群現地説明会(七条警察署跡)

平安京跡・東本願寺前古墓群現地説明会(七条警察署跡)
平安京跡・東本願寺前古墓群現地説明会(七条警察署跡)
 烏丸七条下ルにある七条警察署、統廃合で下京警察署に統合されて跡地を免許センターにする。建物も建て直すのでその際に発掘調査したら骨やら土器(陶器)や建物跡が出てきたと言うことで現地説明会。

平安京跡・東本願寺前古墓群現地説明会(七条警察署跡)
平安京跡・東本願寺前古墓群現地説明会(七条警察署跡)
 テントの下に出土品の一部や発掘当時の写真が展示してある。

平安京跡・東本願寺前古墓群現地説明会(七条警察署跡)
 説明会では発掘担当の人がパネルを掲げながら発掘の様子を説明。

平安京跡・東本願寺前古墓群現地説明会(七条警察署跡)
 実際に遺構の中に入って身振り手振り。

 説明会は2時間の予定だったが、説明と見学は1時間は一セットでそれが2回と言う構成だった。今日は雨が降ったり止んだりで足元が悪いので中にははいれませんとのこと。天気が良かったら中まで入れてもらえたのかな?

現地は烏丸七条の角に程近いが、平安時代も烏丸小路と七条大路の角にあたる。通りから少し奥まった場所で今の京町家で言う坪庭とかその奥の辺りに相当する位置にようだ。付近は昔から職人の町で通りから、職場、居室と続いた奥、倉庫だったり墓だったりする場所だったのだろうと。
 出土品も雑多で、陶器や骨、墨、溶融した金属の塊、金箔、砥石などもあって、骨を入れた瓶を埋めて穴を陶器で充填した(?)跡だったり、金属加工や金細工など当時の工業製品を製作していた名残だったりいろいろ想像は尽きないようだ。
 遺構も柱穴あり、井戸あり、溝あり、埋蔵穴と一貫して建物を特定できるようなまとまりはなく、小さな建物がいくつか建っていたということらしい。埋蔵穴には陶器(土師器)やその破片がみっしり埋まっていたとも。

 平安京とはいえ遺構は平安時代ではなく、鎌倉時代後半から室町時代のもの。それ以前の痕跡はごく一部の遺構と遺物のみであとは地層を確認しただけということらしい。鎌倉時代前半から中葉にかけて整地してそれ以前の遺構が潰されてしまったのではないかと。当時にも宅地造成ってあったのねぇ。それが最大の驚きだったかも。

 因みに、「本願寺前」というのは門前町ということではなく、「本願寺ができる以前」という意味だそうだ。

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