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2013年7月11日 (木)

きょうの祇園祭(山鉾建て特に函谷鉾の真木立てとか)

Ciml5583b_tn  今日も36.9℃と今季最高記録タイ。3回目の記録だ。36.8℃という記録も1回あるし37℃になんか壁があるんだろうか?これで猛暑日は5日連続。山鉾建てを見て回るのもかなり消耗する。今日も真木立て5基コンプリートのチャンスだったんだが、午前中2基で断念。いつの間にか腕と首が日に焼けてた。

函谷鉾の真木立て
Ciml5504b_tn  毎年11日の真木立ては山鉾建ての中でもハイライト。なので、何度もあちこち見ているが、函谷鉾だけは昼前に到着すると毎年既に涼しげに屹立している。ニュースサイトの動画を見るとクレーンを使うらしい。人力だけで立ち上げる他の鉾とは違うらしい。というわけで、今年は早めに到着して手順を確認。概ね他の鉾と変わりはないが、クレーンを使うだけあってちょっと手順が特徴的だったりする。ややくどいけどせっかくなので書き残しておきます。

Ciml5474b_tn Ciml5465b_tn  ①櫓を倒す
 9:15頃に到着した時には既にクレーン車が到着していて櫓の脇に立っていた。アームから垂らしたワイヤーの先は櫓の梁を持ち上げる体制。
 合図とともにクレーンが櫓を持ち上げ、予め固定してある足を軸に倒れていく。クレーンだけで倒しているのかと思ったら前後にワイヤーを張って手動ウインチで引っ張っているのは他の鉾と同じ。

②真木の搬出
Ciml5488b_tn Ciml5486b_tn Ciml5485c_tn  櫓が倒れるとそこへ真木を差し込む。のだが、真木がない。他の鉾だと真木のパーツを持ち寄って路上で組み上げるのだが、函谷鉾では町会所の中で真木を予め組み上げて長~い状態で保管している。それを持ち出す。
Ciml5497b_tn Ciml5491b_tn Ciml5489b_tn  鉾建て中は四条通の北側1車線だけ封鎖して占有するのだが、この時だけは4車線+バスレーンを全部通行止めに。一見間口の狭いペンシルビルから5車線相当の長さの真木が大勢の肩に担がれて出てくる様は圧巻。まだまだどんどん出てくる。ドリフのコントか京都銀行のCMさながらだ。どんだけ奥の深いビルやねん、と突っ込みを入れたくなる。うなぎの寝床京町家の面目躍如。
Ciml5498b_tn  道幅一杯使って方向転換した後は櫓に差し込んで縄絡みで固定してゆく。この辺は他の鉾と同じ。搬出する間、クレーン車は邪魔にならないようにアームを畳んで脇に退く。なんかけなげでかわいい。気は優しくて力持ち。

Ciml5517b_tn ③真木飾り付け
 櫓に取り付けられた真木にしゃぐまや榊、天王人形を取り付け形を整える。紙幣はギャラリーも参加して飾り付けを行ってゆく。このあたりは他の鉾と同じだ。

④仕込み
Ciml5510c_tn Ciml5507b_tn  そうこうしている間にクレーン車は怪しい動きを始める。元の櫓の脇に戻ったクレーン車はアームを伸ばして人が乗れるくらいの大きさのゴンドラをどこからかつり上げて櫓のそばに降ろす。なにをしているのか、さっぱりわからない、のだが、最後にこのゴンドラが大切な役目を果たすことになる。

Ciml5532b_tn Ciml5523b_tn Ciml5521c_tn ⑤引き起こし
 真木を取り付けたら櫓ごと起こして真木を立ち上げる。クレーンの先のワイヤーを今度は真木の真ん中辺に取り付けて引っ張る。
Ciml5526b_tn Ciml5535b_tn Ciml5539b_tn  この時もクレーンだけで引っ張るのではなく、手動ウインチも参加。前のウインチのワイヤーは櫓の梁に、後ろのウインチのワイヤーは真木の真ん中辺のクレーンのワイヤーと同じ所につないである。
Ciml5543b_tn Dsc_0962b_tn Ciml5540b_tn  前のウインチと後ろのウインチの連携で引き起こすのはやはり他の鉾と同じ。クレーンは前のウインチのパワーを補完している感じだろうか?
 ある程度立ち上がってくるとクレーンのワイヤーはたるんで力を掛けていない状態に。ここから先は勝手に鉾が立ち上がるので、軟着陸するよう後ろのワイヤーで力を加減するだけだ。

Ciml5545b_tn Ciml5546b_tn ⑥完成!...かと思ったら...
 無事、鉾が軟着陸してこれでok。
 とは行かない。クレーンの先に付いたワイヤーが真木につながったままだ。人がよじ登っていって外す、のでも良いのだろうが、せっかくクレーンがあるのだからそれを使いましょう。

⑦クレーン解放
Ciml5549c_tn Ciml5548b_tn Ciml5547b_tn  このクレーン、ワイヤーが2本取り付けてある。ここが味噌で、一個余ってるワイヤーを降ろして③でそばに置いたゴンドラをつり下げる。予め、Ciml5580c_tn Ciml5554b_tn Ciml5552c_tn 真木に取り付けたワイヤーの範囲内にゴンドラを置いといて、櫓を引き起こした後はゴンドラの真上にアームを持っていったわけだ。ゴンドラには人が乗って、上空まで持ち上がったらフックと真木を結ぶワイヤーを取り外して持ち帰る。
 これで名実ともに鉾が一本立ち。

 全工程終了したの11時頃。はいや、なかなか見応えのある真木立てでした。

月鉾の真木立て
Dsc_0975b_tn Ciml5563b_tn  去年は午後になった月鉾の真木立て。函谷鉾の後時間が余るなと思っていたら、「よ~よ~え~~んや~~ら~~や~~」と月鉾の声がする。慌てて駆けつけると真木を建てている最中でした。ここの真木立てはオーソドックスに人力ウインチ2台。Ciml5586b_tn Ciml5568b_tn どの鉾にも音頭取りはいるが、櫓の上で音頭をとるのは月鉾だけ。実に絵になる。
 無事軟着陸して鉾が立ち上がったのは11:10頃。
 そばのビルは特等席。

○新町通
Ciml5598b_tn Ciml5590b_tn  今日から新町通でも山鉾建てが始まった。岩戸山、船鉾、放下鉾、八幡山。

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