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2012年6月16日 (土)

Windows8RPをWindowsToGoを利用してmicroSDにインストールして運用する方法(メモ)

Cimk2288b_tn  今月初めにリリースされたWindows8RPを何台かのPCにインストールしてみた。と言っても、内蔵HDDにインストールしたのはLooxUだけであとはWindowsToGoを利用して起動可能なUSB接続のHDDを作成して使っている。つないだ初回だけはPCの構成にあわせたドライバのインストールが必要だが、一つのHDDをいろんなPCにつなぎ変えてWindows8RPを使う事ができる。本当はUSB接続のHDDではなくUSBメモリを想定しているようだが、残念な事に手元にWindows8RPが入りきるような容量のUSBメモリがない。

Cimk2278c_tn  で、Class10の32GB microSDカードが手に入ったので、超小型のUSBカードリーダに入れて疑似USBメモリ化してインストールしてみた。親指爪大のリーダはコネクタにmicroSDカードを内蔵するタイプでPCに装着すると爪の切り滓ほどしかはみ出さないので刺したままモバイルしてもじゃまにならない。
Cimk2290c_tn  まぁ、Windows8RPでモバイルする必要はないし、PC固有のアプリがどこまで動くか判らない上に、休止状態がサポートされないWindowsToGoはモバイル環境ではほぼ使ってられないのだが。酔狂モデルということで。

Windows8rp_b07b_tn  WindowsToGoでのインストールはInternetWatchの記事どおりでDP版、CP版、RP版共通。USB HDDの時と全く同じでスムーズに完了する。PCに刺して起動しての環境設定もこれまたスムーズ。普通に立ち上がりメトロもデスクトップも使える。
Windows8rp_b03a_tn Windows8rp_b09a_tn  ...と思ったら、落とし穴。WindowsUpdateで更新を見つけるのに失敗する。アプリをインストールしようとするとリムーバブルメディアにはインストールできないと敵前逃亡する輩が現れる、Windows8rp_b06a_tn あげくはなんだかディスクを挿入しろと要求する奴まで登場。USB HDDにインストールした時はこんな事はなかったのに。

Windows8rp_b12_1c_tn  どうやら、敵前逃亡アプリが言っていたとおり、起動ディスクが「ハードディスクドライブ」ではなく「リムーバブル記憶域」と認識されている事が原因のようだ。
 仕方ないので、USBカードリーダのドライバをすげ替えてハードディスクと認識させてやったら、Windows8rp_b12c_tn WindowsUpdateも一癖あったアプリのインストールも無事終了。とりあえず普通にWindowsToGoなWindows8RPとして使えている。

 但し、microSDカードにインストール済みのWindowsToGoなWindows8RPのディスクドライブのドライバをすげ替えるだけでは起動時に1時間近く待っても起動しない状態に陥り、あげくファイルが壊れていると言うメッセージが表示されて起動に失敗した。
 microSDカード上にWindowsToGoなWindows8RPをインストールする時に母艦(WindowsToGoなWindows8RPをインストールする時に使うPC、たぶんWindows8系のPCになると思う)のUSBカードリーダのドライバをすげ替えてmicroSDカードを刺したUSBカードリーダをハードディスクドライブとして認識させた上でインストールすることで、きちんと起動できるWindowsToGoなWindows8RPをUSBカードリーダに刺したmicroSDカード上にインストールする事ができた。

 ややこしいけど、わかる?

 まとめておく。
 この手順で必ずしも成功するとは限らないし、最適化されているわけではないのでもっと簡便な手順があるかもしれない。特にすげ替え用のデバイスドライバは本家では公開されていないのでリスクがある事に注意。microSDカードのHDD化はEeePCあたりで普及したものだが、失敗すると(?)カードリーダが壊れるという噂もあるので真似しないように。私の備忘録として記録しておく。

○用意するもの
 母艦(Windows8系のPC)
 microSDカードを刺したUSBカードリーダ
 Windows8RPのインストールメディアないしはisoファイル。

①USBカードリーダのハードウエアIDを調べる
 母艦にターゲットのUSBカードリーダを刺し、デバイスドライバ画面で該当するディスクドライブを選択し、詳細タグを開いてハードウエアIDを調べる。何行も表示される場合は、先頭行を右クリックでコピーしておく。

②すげ替え用のドライバを作成する
 Hitachi Microdrive Filter Driverを入手する。本家もうアクセスできなくなっているらしい。こちらにアングラミラー(?)が有るようだが、一切の保証はないのでお薦めはしない。(xpfildrvr1224_320.zip)
 ファイルを解凍して「cfadisk.inf」の35行目辺りに↓の一行を追加。「USBカードリーダのハードウエアID」は①で取得したIDで置換すること。

  %Microdrive_devdesc% = cfadisk_install,USBカードリーダのハードウエアID

③USBカードリーダのドライバを②で作成したものに更新する
 ①と同じ画面で「ドライバー」タグを開き、「ドライバの更新」をクリック。
 →「コンピュータを参照してドライバーソフトウエアを検索します」
 →「コンピュータ上のデバイスドライバーの一覧から選択します」
 →「ディスク使用」
 ...と進み、②で作成した「cfadisk.inf」ファイルを指定して開く。
 ドライバのインストールが始まるので終了するまで待つ。

④WindowsToGoなWindows8RPをインストール
 通常の手順でUSBカードリーダに刺したmicroSDカード上にインストールする。
 使用するコマンドは概ね次の通り。ドライブレターやディスク番号、パーティション番号、ディレクトリ名は適宜書き換えること。InternetWatchの詳しい記事はこちら。(但しDP版の記事なので適宜RP版に読み替える事。)

C:\>diskpart
DISKPART> list disk
DISKPART> select disk 9
DISKPART> clean
DISKPART> create partition primary
DISKPART> active
DISKPART> format fs=ntfs quick
DISKPART> list partition
DISKPART> select partition 9
DISKPART> assign
DISKPART> exit
C:\>cd "c:\temp\Windows To Go"
C:\temp\Windows To Go>imagex /apply "c:\temp\Windows To Go\install.wim" 1 z:\
C:\temp\Windows To Go>bcdboot z:\windows /s z: /f all

 このとき、②で作成したすげ替え用のドライバをターゲットのmicroSDカードにコピーしておく。その他環境設定に必要なファイルもコピーしておくと良い。

⑤ターゲットマシンの環境設定
 ④で作成したUSBカードリーダ(+microSDカード)を母艦から抜き、ターゲットマシンに刺して起動する。
 ライセンスIDの入力など通常の環境設定が始まるので適宜設定していく。
 一通り設定が終わったら、③同様Cドライブのデバイスマネージャをすげ替え用のドライブに更新する。

 以上。

 参考にさせてもらったサイトはつぎのとおり。ありがとうございました。

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