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2011年7月16日 (土)

きょうの祇園祭(宵山のお菓子)

 山鉾が建ち始める頃から見かけた祇園祭のお菓子。

○菊水鉾
Cimj1440b_tn  能楽の曲の中に菊の露のしたたりを飲んで七百歳の長寿を保ったという中国の故事に因んで作られた鉾が菊水鉾。その茶会で出される茶菓子が「したたり」不老長寿のお菓子らしい。
 羊羹同様棒状のレトルト風パックに封じて売られているが、手に取るとぷよぷよ液体か?と思うほど柔らかい。常温保存だが冷やして食べる。
Cimj1456b_tn  ぱっと見、お菓子というより煮こごりに見える。褐色透明で琥珀のよう。完全に透明ではなくうっすら澱のようなものが閉じこめられている。味はカラメル風味。砂糖と水飴を寒天で固め、黒糖と和三盆が風味を付けているという感じ。とっても甘い。甘い中に和の香り。一気にたくさんは食べられない。確かに苦い抹茶に合いそう。
 お茶が一杯こわい。

Cimj1510b_tn Cimj1513b_tn ○黒主山
 大伴黒主をご神体とする山。「黒」にこだわって、宵山期間中山を囲う「埒」まで黒くしてしまったほどの山。授与品も黒にこだわって取り揃えてある。
Cimj1599b_tn Cimj1596b_tn Cimj1511b_tn  お菓子もその仲間。京名物おたべも黒くしてしまった。黒ゴマのおたべ。竹炭まで配合してあるから完璧。生八つ橋が黒いだけじゃなくって中の餡も黒い。中を開いても見ても保護色。
Cimj1835c_tn Cimj1842b_tn Cimj1779b_tn  話題造りに熱心なのが高じて(?)本来は食べられない粽も食べられるようにしてしまった。要冷蔵で保冷剤付きで授与される。外観は端午の節句の粽。中身は外郎でも葛でもなくて生麩。一応、黒糖を使っているので茶色っぽいけど、黒とまでは行かない。味はあっさりもちっと、いくらでもいけそう。

○山伏山
Cimj1587b_tn Cimj1519b_tn  茅輪くぐりの山伏山。去年から茅輪ストラップが新登場していたが、今年は食べられる茅輪が登場。茅輪と言っても煎餅ですけど。「手やき茅の輪せんべい」卵煎餅(?)に茅輪の焼き印が押してある。ほんのり甘く、焼き目が苦み走る。

○占出山
Cimj1791b_tn  神功皇后が外征に際して肥前松前で釣りをして戦勝を占った伝説に由来する山。その時釣れた魚が鮎で、占いの時に釣れたから「鮎」の字を宛てたとか。だからなのか、お菓子も鮎で「吉兆あゆ」。登場したのはだいぶ前だと思う。

○四条傘鉾、月鉾
Cimj1711b_tn Cimj1708b_tn  こちらも食べられる粽。っぽいけど、特定の山鉾に因んだものではなく、山鉾町の和菓子屋さんが作ってみた感が強い。だんごとかもある。この手のお菓子はたんとありそう。

Cimj0660b_tn ○ノンジャンル
 その手のたんとありそうなお菓子。
 京都駅では「山鉾巡行餅」。山鉾の形を象って八坂神社の神紋の焼き印を押したお菓子、らしい。何年か前にニュースになっていたのだが、昔からあったのかな?いつ頃登場したのだろう?
Cimj0908b_tn Cimj0740b_tn  大丸では「祇園ちご餅」と「鉾ちまき」。
 ちご餅は堀川三条の三條若狭屋製。求肥に包まれた白味噌餡。周りできらきらしているのは氷餅の粉というのだそうだ。元々は鉾に乗るお稚児さんのためのお菓子だったとか。
Cimj1536b_tn  鉾ちまきは小豆入りの葛、水仙ちまきらしい。

○幻の...
 役行者山にちなむお菓子が行者餅。宵山(7/16)限定のお菓子で、要予約。予約が7/10に締め切りなのをすっかり忘れていた。山椒の味噌餡を求肥でくるんであるらしい。
 役行者山と言えば、今日の宵山で聖護院から山伏が詣って護摩焚きがあるはず。

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