岡崎桜回廊十石舟めぐり
琵琶湖疎水を眺めていると時々舟が行き交う。今は水運には使われてはいないので実用船ではない。岡崎桜回廊十石舟めぐりなる観光船。毎年この時期には見かけるのだが乗った事はなかった。
午前中に家を出て乗船場に着いたのが12時前。舟は定員制なので、最早でも16時の便になるという。4時間待ち。平日なのに、人気らしい。前日に予約とかはできないので、朝一に券を買いに行って即の便がなければ一遊びしてから戻る時間の便の券を買うのがよさげ。
舟は琵琶湖疎水記念館前の乗船場から出発してクランクに曲がる疎水を下り、夷川発電所手前の船溜まりでUターンして乗船場に戻る。その間、神宮道と東大路の下をくぐり、見慣れた桜並木をローアングルで見上げる。午後の便だと川下から陽が差す。概ね右岸の桜が見事なので左舷先頭か右舷最後尾の席がベスト。
この舟、座席が丸太。やや低め。低い位置から見上げるのがよいのだから別にいいのか。乗る時には救命胴衣をつける。ライフジャケットではなく、ウエストポーチ型。四周のうち前と左右に風船(?)があって、水に濡れると仕込まれたボンベからガスが注入される。風船が後ろに来るようにつけてしまうといざというときに尻が水面にでて顔が沈むので要注意。...という説明を乗船前に受ける。そういう胴衣もあるんだな。文字通り胴衣。子供は普通の(?)ライフジャケットをしていたようだ。
航路に架かる橋の中には桁下が低くてそのままでは通れない部分がある。屋根が邪魔になる。で、どうするか。そういう橋をくぐる時は屋根が下ルようになっている。油圧だかなんだか、ウイーンと音を立てて屋根が上下する様はなかなか壮観。屋根が開いて頭上が見える舟なら乗った事はあるけれど、上下するのは初めてかも。そのまま圧縮されてしまわないかちょっと気になったりもするけれど
。
乗船場のそばの噴水には虹が架かる。水辺にある不思議な機械に気付くのも舟ならではの視点だろうか? 水位計なのかな?
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コメント
今日の快晴のもとでは風が心地よかったのではと思います。青い!
見たことがあって手を振っても乗ったことはなかったから乗った気分を味わってます。
投稿: おとぼけ | 2009年4月10日 (金) 00時28分
連日晴れてますがどんどん空が青くなっていく感じです。陽射しがほんと初夏。帽子を被ればよかった。このまま晴れ続けたらどうなるんだろう。(^_^;)
投稿: ichi | 2009年4月10日 (金) 12時28分
海津大崎の桜見船(長浜港)はゆったりお船のため湖岸に近づけない大きさなのか?それとも水量の問題?
残念ながら少しとおくからの眺めで期待はずれでした。
でも最高のタイミングとお天気で良かったです。
投稿: おとぼけ | 2009年4月12日 (日) 21時47分
抜けるような快晴の下のクルージングだけでも気持ちよさげですねぇ。(^o^)
投稿: ichi | 2009年4月13日 (月) 16時17分