八坂五重塔の上
霙だか雨だかが時々舞う中、初詣の途中に寄った八坂五重塔こと法観寺。八坂の塔とも。普段は中に入れないのだが、今日は拝観できるようになっていた。拝観できる事の方が少ないのは平日しか来ないからか?
花灯籠の時に来た時は拝観できたものの、塔の一層目(1階)で仏様を拝むだけだった。今日は中に入って二層目まで上がる事がok。
中に入って四方を睨む仏様への挨拶もそこそこに梯子のようにほぼ直立する階段をよじ登る。はるか頭上に天井があった一層目と違って二層目は天井が低い、というかやたら壁から横棒が突き出ていて
ボーっと歩いているとあちこちにぶつかりそうになる。屋根を支える横木が塔内部に伸びてきていると言う事なのだろうか。パズルのように木が組合わさっている壁の四方に窓が穿ってある。南北は格子をスライドさせて開閉する木窓(なんと呼ぶのだ?)。
おそらくこれがオリジナルだろう。それに対して東西はガラスが嵌った窓になっている。拝観用に改造したと見える。二層目なので大した高さではないのだが、元々坂の途中に建っているので遠くまで見通しが効く。上から見下ろす八坂通りの石畳は新鮮。

塔の真ん中には心柱。下から上までず~っと繋がっている。所々金属っぽいたがが嵌っていたりして、完全木造というわけではない。それでも、心柱自体には支えはなくそれ自身で直立している。
そして最下層の礎石にはめ込まれている。塔は室町時代の再建だが、礎石は1400年前の飛鳥時代の創建当時のままだそうだ。仏舎利が3粒納められているとか。誰か確かめたりはしていないのだろうな。
再び階段を降りると仏様を見下ろす畏れ多げなアングル。周りの壁や柱に描かれた絵画が美しい。
とても室町時代のものとは思えないのだが、修復したりしたのだろうか? 北西の角に有る金属筺体の装置2個はなんだろう? じゃまだな、と思いつつ確かめなかったのが心残り。
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