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2008年7月16日 (水)

宵山

F1061529a_tna Picv3143b_tna  いよいよ前夜祭。お祭りの中の市民が参加できる部分としては今日が本番と言ってもよろしいかと。屋台の数も人出も最高潮。といっても、平日なのでまだマシっぽい。天気も曇り時々日差し、で風もあって暑いけどしのぎやすい、見物日和ではありました。

役行者山
 お祭りも祇園祭も4回目となると何となくマンネリ感。まだまだ見ていない部分は多いし、よく見ると山鉾ごとに個性があって味わい出せばキリがない。んだけど、根気が持たない。(^_^;) と思っていたら、役行者山には宵山に山伏がやってきて護摩焚きをやると言うので参上。役行者山は山鉾の中で最北端に位置する。我が家から二番目に遠い山。よりによって...。
Picv3053b_tnaPicv3050b_tna  早く着きすぎたので近所の鉾を見物していると、「ぶぉわ~、ぶぉわ~」と法螺貝の音と供に山伏の一団が現れる。六角堂に集合していくつかの山鉾を回ってから役行者山に向かうらしい。
 Picv3064b_tnaPicv3054b_tna役行者山の前には祭壇(?)と山伏席が設けられて準備播但。待つこと暫し、一団が現れ、一旦山の町家に入った後に山伏席に着く。最後に山伏の一人が別の山伏(役行者山の人?)と問答を始める。曰く、どこから来たか、何しに来たか、装束の由来や用途は何か。Picv3082b_tnaPicv3077b_tnaPicv3071b_tna要は本人確認というか、本当にホンモノの山伏か確認しているらしい。偽装には要注意。現代にも通じる大事な教えだ。
 次に現れるのが弓矢を持った山伏。破魔矢、と言うことらしい。東西南北各一本ずつと山(町家?)に一本、檜葉に一本の計六本を放つ。護摩に向けては水平発車。西側はすぐ家があるので地面に向けて放ったが、Picv3095b_tnaPicv3091b_tnaあとの四本は実際に空に向けて放つ。更に続けて、刀と斧。刀で檜葉に斬りつけたり斧を振り下ろしたり。清めているのだろうか? 正面と左右から攻め立てる。
   最後に現れたのが山伏の頭。Picv3112b_tnaPicv3111b_tnaPicv3104b_tna「願文」と書かれた文書を読み上げ祈祷をする。その後、檜葉に点火。点火した後、更に木の棒で懲らしめたあとで、護摩を火の中に放り込む。Picv3114b_tnaPicv3113b_tna...のだが、それまでにあたりはもうもうたる煙に包まれる。何も見えない。役行者山はもちろん、居並ぶ山伏もギャラリーも霞んでいる。点火前に消防署員がうろうろしていたのだが、さもありなん。
 檜葉に火が回ると煙も落ち着き、護摩も無事燃え尽きてお開き。ゲホゲホ。

○常は出ません今晩限り
Picv3148b_tna  油小路のお山は油天神山に太子山。ここは屋台もなく西洞院以東のにぎわいから取り残されたような風情です。道の真ん中に床几(床机?)が並べられていて無料休憩所になっています。歩き疲れた身にはこのうえないおもてなし。菊水鉾の横にも無料休憩所がありますが総じて休む所が少ない山鉾町。疲れたら油小路へどうぞ。
Picv3149b_tna  この界隈の山の粽販売の口上が特徴的。
太子山:『聖徳太子の智恵のお守りはこれより出ます。ご信心のおん方様は、受けてお帰りなさいましょう。常は出ません今晩限り。蝋燭一丁献じられましょう。』こんな節回し(音が出ます)。
木賊山:『木賊山の迷子のお守りはこれより出ます。Picv3160b_tnaご信心のおん方様は、受けてお帰りなさいましょう。蝋燭一丁献じられましょう。』
 いずれも子供たちが精一杯の声を出して独特の節回しで唱えています。木賊山はこの後に授与品を一つ一つ「粽どうです、××どうです」と続きます。油天神山は「粽どうです、××どうです」の部分だけだけど、同様の節回し。他の山鉾が「厄除け粽どうですか~」とだけ言っているのと比べて風情がある。発祥は霰天神山で、他の山鉾でも謡っている所はあるらしい。けど、今回は他では出会えませんでした。タイミングもあるのでしょうけど。

○一方通行
Picv3177b_tna Picv3145c_tna 四条以北の室町通りと新町通は北行きの一方通行。歩行者が、ですよ。混んでくるとにっちもさっちもいかなくなるのでそれは仕方ないのだが、隣り合う二本の道路が同じ向きに一方通行というのは如何なものか。北行きと南行きを一本置きに作るのが常道だと思うのだが。人の流れが主に四条からだから奪い合いになってるのかな?

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