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2007年7月10日 (火)

山鉾建て開始

 朝から雨が降ったり止んだり、時折激しく降る。今頃になって梅雨であることを天も思い出したか。

Picu6510a_tna Picu6466a_tna  そんな雨の中、祇園祭の山鉾の鉾建てが始まりました。天気に関係なく、カレンダーどおりですな。建て始めたのは32基のうち西南から、鶏、菊水、函谷、長刀の各鉾5基(画像上2段左から)。組み立ては道路上で、車の通行を規制して行います。昼過ぎに見て回った頃には骨組みは組まれていて、各部材をしっかり固定する作業に入っていました。骨組みにわらわら数人の職人が取り付いて作業中。雨をものともせず露天で組み上げる鉾もあれば、骨組みが出来た後はブルーシートを被せて傘にしながらその下で作業を続ける鉾もある。
Picu6498a_tna Picu6481a_tna Picu6476a_tna 『くぎを使わずわら縄だけで柱をしばる「縄がらみ」の技法で、やぐらをがっちりと固定』すると言うことなんだが、部材自体には金具で補強されていたりする。完全木造というわけでもないようで。

Picu6507a_tna Picu6483a_tna Picu6482a_tna  骨組みは車輪を取り付けるまでは地面の上に直接乗ってます。イマドキの舗装道路のアスファルトは柔らかいので、沈み込まないようにということなのか、金属や石の礎石の上に乗っけます。(左と中)が函谷鉾、右が鶏鉾の土台。
Picu6477a_tna Picu6494a_tna Picu6460a_tna  まだ建て始めていない船鉾は道の真ん中に唐突に石が埋まっているだけ、状態(左)。
 まだ使われていない部材は、倉庫にしまわれていたり、道端に置いてあったり。案外無造作な扱いを受けてます。長刀鉾の部材の一部は雨ざらし(中)。菊水鉾の車輪はシートを被せて置いてある(右)。横の自転車の人と大きさを比べてみてください。

Picu6497a_tna F1052682a_tna 唯一、鉾の前にアーケードがある長刀鉾では、アーケードの一部をい移動させて、作業中。先日のお囃子稽古中の姿(左)と今日の姿(右)を比べてみてください。屋根の部分が開いてるでしょ。モーゼみたい。四条通のアーケードには、山鉾巡行用にいろいろ仕掛けがしてあります。

Picu6514b_tna Picu6516b_tna  「縄がらみ」で組み上げる山鉾。組上がってからの装飾も美しいですが、鉾建て中にしか見られないもう一つの美がこの縄目。職人が丁寧に時には大胆に結わえていきます。ちょっとやってみたい気もするけれど、無理なんだろうなぁ。
 部材には方角や組付け位置などがこっそり(でもなく)彫り込んである。ま、似たような形のものが多いから倉庫にしまっておくと分からなくなるからかな? 山鉾ごとに適宜更新していくようで、新品の山鉾から、かなり年季が入った山鉾までまちまちです。

F1052728a_tna F1052730a_tna  因みに、四条烏丸界隈の車道は制限されたり通行止めだったり寸断状態。なので路線バスもバス停を移動させる所や、経路を変更する所やら、大混乱。この状態は巡行を終えて完全に撤収し終わる18日まで続きます。

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