近所のスーパーと錦市場で買い集めた材料で京風雑煮を試作。参考にしたレシピはこちらとこちら。さらにチャットでAさんとNさんのアドバイスをちょうだいしました。m(__)m
材料は、上から頭芋、祝大根、丸餅、金時人参(左)。
何故か頭芋は芽が出ているものが多いです。「人の頭になるように」だけでなく、「芽が出るように」もかけているのかな? 頭芋は巨大(右)。今回は特にちっこいのを選んで使ったけど、でかいサイズは拳大以上。1個で500g近くあります。もっとでかいのも売ってましたが...。これを切らずに丸まま雑煮に入れるのがお約束だそうな。祝大根は大根のミニチュアっぽい。年末の数日前になってスーパーに登場しました。年に数日しか売られていないのかも。最終的にはこれを3本使いました。丸餅と金時人参は関西では当たり前に売られています。
スープ系の材料はダシ昆布、白味噌、鰹節(はなかつお)。
昆布は煮出して使うけど、鰹節は後から振りかけて味を調えます。最終的にはダシの一部になる模様。白味噌は先日の実験通り甘~いコーンスープ様。この味噌、どうもうちの近所で造っているらしい。もう一軒有名な白味噌の西京味噌もかつての別宅付近で造られていたらしい。京都の街は味噌屋だらけなのか?
祝大根と金時人参は皮を剥いて輪切りにする。頭芋も皮を剥く。
レシピによっては、頭芋は茹でてから皮をむけと書いてあってやや混乱。茹でてからだと、皮がズルッと剥けるのは確か。やけどしそうだったけど。洗っても皮にはもじゃもじゃ毛が生えているし、その間に土が残っていそうなので頭芋だけ先にちょろっと茹でて、皮剥くあたりがいいのかな?
で、具材料一式を水で水から茹でる。ぐつぐつ茹でる。
茹で加減は、頭芋に串を刺してすーっと通るくらい、らしい。こまめに検査していると芋が穴だらけになります。
これとは別に餅を水で茹でる。ついて間がないうちは軽くでよさげ。茹ですぎると溶けてきて結構悲惨なことになります。
更に別に、ダシ昆布を煮る。こちらは最終的にスープになるので溶液の量を定量して煮始めないといけない。ダシが出た頃に火を緩めて白味噌を溶く。なかなか溶けなかったりするのでややめんど。味を見ながら、ということらしい。味噌のパッケージの能書きによると「濃いめがおいしい」そうな。消費量増大策ではあるまいな?
茹で上がった具材と餅を椀に入れて、スープをかける。一見クリームシチューのようでもある。これに鰹節を振りかけて完成。
鰹節なしだと、平板な味だったのが鰹節をかけたとたんに深みのある旨味に変わります。グルタミン酸とイノシン酸の出会いかな?
まぁまぁ納得の出来る味には仕上がりました。けど、これであっているのかどうか、京雑煮(もどき)は初めて喰ったので、検証不能。
雑煮という以上、餅が主食で頭芋が目玉なんでしょうけど、最後に入れ忘れた鰹節を入れたとたんに味がぐっと変わったのにびっくり。
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