桜島
昼前に佐多岬から鹿児島に帰着。まだ半日あるので、桜島一周の観光バスの午後便に乗ることにしました。
桜島は2度目だけど、前回は船で渡った後、一番下の展望所まで歩いたところで力尽きたのよね、船津君。今回はリベンジでバスの力を借りることにしました。ぐるりんと回りながら、ここは×××年前の溶岩、ここは××年前、と言われるんだけど、至る所溶岩だらけだからよくわからん。(^_^;) 確かに植物に覆われる程度が古い物ほど激しいようですが…。
間近に見る山は圧倒的。草木に覆われている所もあるけれど山頂付近になると岩が剥き出し。島の至る所に待避壕があるのはさすが。火口に近い地区では一家に一個待避壕がありましたわ。
最初はガイドさんも、「今日は噴煙上げていませんねぇ」と言っていたんだけど、バスを所々で止めて解説していたガイドさんが「お、今噴き出しましたね」って。丁度目の前で噴煙を上げだしたのでした。最近は噴煙活動が低調なんだけど、山体自体は(年に?)10cmふくれあがっていて、なんかやばそうと学者連が心配している、とか。でも、そこに住んでいる人たちは平静。噴煙が上がろうと気にしてないそうで。根底には不安もそればっかり考えてるわけには行かないですね。
バスが噴煙の風下に回っていくとなにやら遠景が霞んでる。火山灰って降ってくるとこう見えるのかというのも経験できました。
<追記>
この噴煙、15:21に撮った右の二枚の画像には写ってます。その前から水蒸気とも雲ともつかないものが立ち昇ってはいました。噴煙を見たガイドさんが「いつもと
違う火口から噴煙が上がってますねぇ。変ですねぇ。」と言っていたのですが...。どうやらホントに変だったみたいです。
「桜島・昭和火口付近から噴煙、60年ぶりに確認」というニュースが流れています。(argoさん情報ありがとうございます。)
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