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2006年4月 3日 (月)

メール便より郵便

F1002713b 今日もまた以前の住人宛と思われる宅配業者のメール便が届いた。入居して15ヶ月近くになるけど、いまだに2~3ヶ月に1通はこういうのが来る。入居直後はもっとあったっけ。全て宅配業者のメール便だ。
 郵便物ではこういう事はない。郵便局には転送届けの制度があるから、夜逃げをするのでもない限り、転出時に転送届けの手続きをしていくからだろう。そうでなくても昔、郵便局を見学した折には、一戸建てはもちろん集合住宅でも部屋毎の入居者の名前の一覧を持っていてそれを見ながら郵便物を配達する順番にソートしていた。今でもそこまでしているのかどうかは分からないが、郵便物を正確・迅速に配達するということに対する用意周到さには感心させられた。
 今の宅配業者のメール便はそこまで準備して参入しているのだろうか? 規制緩和で参入したものの、手渡しを基本とする宅配荷物の延長線上という安易なやりかたで仕事をしてるのではあるまいか。直接届け先を訪問し間違っていた場合に受け取り側がその場で指摘してくれる宅配荷物と、郵便受けに一方的に放り込んで終わるメール便では配達する側に求められる準備は自ずと異なってくる。郵便受けの所有者を確認する責任は配達する側にある。

 京都ではマンションの郵便受けに名前を書かないのが普通らしい。このマンションはもちろん以前借りていたマンションや近所のマンションでも名前を掲示している部屋はない。これが業者にとって最大の敗因なのだろう。業者にとってかなり酷な環境だとは言える。
 そこで誤配を責めるのも気の毒ではあるが、同じ環境下で郵便局がきちんと配達業務をこなしている事を考えると、やはり宅配業者の能力不足を強く感じずにはいられない。

 誤配があった場合の返送にしても、郵便物なら「誤配」なり「転居先不明」なりの張り紙をしてポストに投函すれば済む。それに比べてメール便の場合は宅配業者に電話して取りに来るのを家で待たなければならない。今の私は時間の自由が利くからまだしもだが、会社員時代なら即ゴミ箱行きであったろう。

 単に参入直後の混乱期に過ぎないのだろうか? 宅配荷物に関しては郵便小包をしのぐサービスでノウハウも蓄積しているようだし利便性も上をいっている。しかし、メール便については足元にも及ばないようだ。真剣に郵便に対抗しようとするなら配達先情報の収集や転送届けの制度、返送ポストの設置などこれからまだまだ取り組まねばならない課題は多い。
 今のところメール便はDMや会報など法人発が多く、個人で利用する人はさすがにまだいないようなので、事故があっても問題にはならないのだろう。

 私宛の学会誌の中にも宅配メール便を利用して届くものがある。そちらの方が安いのだろうか? できれば私宛の手紙は郵便局を通して送ってもらいたいものだ。

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コメント

特定の条件下だと、黒猫メールの方が安いんですねよねぇ~

投稿: argo | 2006年4月 3日 (月) 23時12分

 そうなんですか~。だから大量に発送する(のであろう)DMとかに利用者が多いんですね。
 でも、安さの恩恵を受けるのは発送者だけで、受取人には直接メリットないし、ましてや誤配される第三者にとっては「安かろう悪かろう」というか「百害あって一利なし」(百も害はないけど)というか、選択権ないですからねぇ。(T_T)

投稿: ichi | 2006年4月 4日 (火) 00時20分

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