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2005年10月13日 (木)

高山本線復旧中

 富山を発って高山へ。
 先月、旅の計画のラフな立てた時に乗換案内を使いました。それに依れば特急か何かですぐ行ける数だったんですが...。立てた計画を念のために文献に当たって検証してみると、高山本線が不通らしい代行バスというのが走っているらしい。むむむ。
 というわけで、電車一本一時間半ほど楽な移動の筈が、今回の旅の中でも多分もっとも難儀な移動になりました。
 
PICT5780aPICT5765a  出発は〜ぁ、富山駅。
 ホームの端を切り欠いて一面に無理矢理三線設けた変則ホームから出発(左)。やはり乗客の半数は老人の観光客風。最初は何でもない田園風景の中を走っていたのですが、地元民と思しき乗客が皆降りてしまった頃、列車は険しい山の中へ入っていきいました。ぐををんぐををんと登った先には緑色の水をたたえた湖が。をを、綺麗。写真でも撮ろうかと思った所で、終点の猪谷。ここまで一時間弱。
 ここで代行バスに乗り換えですな。
 心配していたとおり、小さい。マイクロバスより大きくて普通の路線バスより小さい、ミリバスって奴かな(右)? 私の荷物はでかいから、こんな小さなバスの網棚には乗らないし、荷物室もない。仕方ないので足音に置くと、1.5人分の場所を取っちゃうのよね。ごめんなさいね。おまけにアベックが二人並んで座りたいらしく、1.5人分しか空いてない私の隣にやってくる。ので、つめつめ。体が斜めになっちゃった。並ばない覚悟なら他の席も空いてるのに。ぶつぶつ。(-_-;)
 
PICT5791aPICT5783a  発車したバスの車内放送曰く「バスはこれより山岳道路を走行しますので、荷物やお体には十分注意を…」って、をい。そんなすごいところを通るのか?!
 通るんですね、歩いても胸突き八丁みたいな坂をぐをんぐをん上ったり、急な下りのヘヤピンカーブ、運転手さんの腕の見せ所満載。
 ただ険しいだけじゃなく、正規の道路が土砂崩れで無くなっているところは、くねくねと脇の仮道路に入っていくし、「国土交通省応急組立橋」なる鉄橋は直角に曲がって渡って直角に曲がる。戦場の渡河作戦みたいだな。
 臨時の踏切はアスファルトで線路を埋めてある。あ〜、鉄道がホントに死んじゃってるのね。
 
PICT5798aPICT5807d  河原は巨大な石ころゴロゴロ、河岸は至る所で地面むき出しになって崩れたまま。きょろきょろしながら走るうちに、何故私が代行バスに乗らなければならないのかという疑問の解が次々に現れてきました。
 まずは、崩れた崖の中程にぶら〜んと懸垂曲線を描く線路。崖崩れで路盤を失ったんですね。線路と反対側の窓際に座っていたのと、最初は電線か何かでまさか線路だとは気づかなかったので写真が撮れませんでした。でも、阪神大震災直後の阪急電車や上大市の新幹線高架を思い出す光景でした。復旧ったって改めて盛土なんて出来ないだろうし、新しく線路を引き直すしかないだろうなぁ。
 それで終わりかと思ったら、今度は河面とほぼ同じ高さを走る線路、...がない(右)。(@_@;) 路盤はあるものの、線路が無くなってる。鉄橋の部分だけ線路が残ってるけど、他の部分はレールがないの。線路脇の柵には木の枝や草がからみついてるし。流されちゃったのかっ>レール?!
 すげーなー、いろんなパターンがあるなー。と思っていたら、....。最後は鉄橋が流されてました(左)。川の途中まで来た橋桁が、途中ですっぱり切れてるの。一番わかりやすいですけど。
 他にもう一カ所線路が宙ぶらりんになってる所がありました。

 川床には無数のショベルカーが入って復旧工事してました。けど、治水と道路と鉄道といっぺんにやらないといけないのに、まずは道路がようやく通ったって感じでした。鉄道の完全復旧に3年かかるというのも分かる気がする。一年経っても懸垂中の線路の撤去すら手つかずなんだし。
 
PICT5812a  いつもはこんなに混むことはないらしい。運転手さんも乗り込む時、「うわっ、いっぱい」って驚いてたから。すみませんね、観光客です。乗客の方も辟易しながら窮屈な代行バスに乗り続けること一時間余り。ようやく角川駅に到着し列車に乗り換え。すいてる。収容力が10倍くらい違うからねぇ。
 更に30分列車に揺られて飛騨高山に着く頃にはもうへとへとでしたわ。鉄道の偉大さを感じる道のりでもありました。
 
PICT5802aPICT5814aPICT5818aPICT5831a  昼過ぎに着いたので宿には入れず、高山の町をぶらつくことに。で、見かけたヘンなもの。
 鰻屋の木彫鰻(左)。街角の謎のモニュメント(中左)。火を熾してるのかな? 平湯温泉の温泉熊さん(中右)。代替バスから見た謎のキャラクター(右)。運転中に脇見したりケータイ使うなと呼びかける子供らしいです。
 
PICT5848aPICT5833aPICT5846a  こちらはわかりやすい高山。二回目なんだけど、所々しか覚えてないや。
 上三之町という所は城下町(江戸時代?)の街並みを残してあるそうです。
 あちこちに咲いていた朝顔様花は、夕顔? 時刻は14時〜15時頃でした。

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