2022年7月29日 (金)
2022年7月26日 (火)
2022年7月24日 (日)
きょうの祇園祭(後祭)
前祭の山鉾巡行が終わると次は後祭。
四条御旅所には、前祭の山鉾巡行で清められた氏子町内を神幸祭で御神輿に乗ってやって来た八坂神社のご祭神素戔嗚尊御一行が逗留中。
山鉾町では後祭の山鉾巡行に向けて順次山鉾が建ち始める。例年なら真松建てに一般参加も出来た北観音山も今年は関係者のみ。
山鉾が建つと曳き初め。196年ぶりに復興した鷹山も曳き初め。大船鉾、南観音山、北観音山でも曳き初めなんだが、例年と違って一般参加はなく関係者のみで曳く事に。
歴史的な復興とあって三角コーンにも力が入ってる。
鷹山おみくじ三兄弟。
鷹山の御神体人形。鷹と犬と鷹匠にちなんでいるそうな。
鷹山の新松の枝にはキジ。こちらは狩られる方ね。南観音山のハト、北観音山のオナガドリと並んでこちらも三兄弟。
曳き初めが終わると宵山が始まる。山鉾に搭乗するのも楽しみの一つ。搭乗中止が多かった前祭と違って後祭の山鉾はほぼ従来どおり。
山の中はまだ白木で初々しい。これから順次懸装品を整えていくそうな。
そして夜が訪れると駒形提灯が灯りぐっと風情が増してくる。こちらは南観音山。
山鉾町によってはこう言う遊びも、遠近法。これは役行者山。
屏風まつりも。洛中洛外図屏風かな?
ほぼ従来どおりな今年の祇園祭だけど、曳き初めや搭乗、会所飾り、ちまき類の授与とあれこれ制約が残る運用。
そして迎えた山鉾巡行。ほぼ快晴に恵まれて陽炎立つ猛暑。
鷹山の勇姿。(明後日の方を向いている信号機にも注目。)
殿は大船鉾。何度見ても絵になるねぇ。黄金の龍頭は巡行では初登場。西風になびく吹き流しがまたいい。
忘れちゃいけない、巡行を支える裏方さん。健康第一。
2022年7月17日 (日)
きょうの祇園祭(山鉾巡行)(前祭)
いよいよ前祭の山鉾巡行。今年は日曜と重なって人出が多そうなので、巡行路には行かず四条室町付近で出発する山鉾を見送り、巡行を終えた戻り鉾を出迎える事に。
四条烏丸を出発する殿の船鉾。
いつもの喫茶月鉾(仮称)で鉾が戻るのを待つこと2時間あまりで長刀鉾が帰還。おかいりやす~。
そして月鉾もご帰還。屋根方の勇姿!帰着後は祇園囃子を演奏した後に三本締めで巡行終了。街中の怨霊を集めて御神輿の露払いをして帰還した山鉾は速やかに解体して来年の巡行に向けて収納されます。
朝方はどんより曇って巡行日和と安心してたら鉾が出発していくに連れてぐんぐん晴れて陽射しも出てきた。暑くなりそう。ところが、山鉾が戻って来る頃には雨雲が通過して一雨降ったりで目まぐるしい。第7波で人混みも剣呑だしお天気も怪しかったので月鉾の帰着を見て早々に退散。来年はゆっくり見物できるかな?と思ったら来年は祝日と重なるのね。恐るべしハッピーマンデー。
そして夜には祇園祭の本儀たる神幸祭で素戔嗚尊御一行が御神輿に乗って四条御旅所に渡御されるのだが、もっと混みそうだし休日は何かと自由が効かないのでパス。
2022年7月16日 (土)
きょうの祇園祭(宵山)(前祭)
7月10日から始まった山鉾建て、12日、13日の曳き初め舁き初めが終わると山鉾は定位置に安置されて駒形提灯で飾られ、鉾上でのお囃子の演奏やちまきなどの授与が始まる。
山鉾だけじゃなく、山鉾町界隈の街も祇園祭モードに移行していく。
普段は土産物屋の集まりなO tabi Kyotoこと八坂神社四条御旅所は祇園祭の神幸祭で御神輿に乗って神様がやって来る場所。なので、土産物屋を撤去して御神輿の受け入れ体制を整える。17日の神幸祭までは仮の八坂神社のちまきの授与所に。
四条御旅所だけじゃなく、大政所御旅所も門を開けて還幸祭の準備。今年は御神輿が八坂神社と四条御旅所の間を最短コースで直行直帰しちゃうので大政所御旅所はちょっと寂しい。
御手洗井もこの期間だけ門を開く。
誰でも自由に水を汲んでいけます。
17日の山鉾巡行で先頭を行く長刀鉾でお稚児さんが切る注連縄の支柱となる斎竹(いみだけ)も建立されて巡行を待つ。
長~い竹。どうやって建てるのか、早朝に建てるそうなので立ち会ったことはありません。
八坂神社の結界を示す注連縄なので盛り塩。
山鉾ではちまきの授与。
祇園囃子の鉾上演奏も。
四条通のホコ天が復活して山鉾のボイジャービュー。
2022年7月15日 (金)
きょうの祇園祭(長刀鉾稚児注連縄切りリハーサル)
7月17日の山鉾巡行で先頭を行く長刀鉾は四条麩屋町に張られた結界の印、注連縄を刀で切断する。注連縄切りと呼ばれる巡行のハイライトの一つ。その役を担うお稚児さんは注連縄切りに伴う所作と真剣の扱いを何度も練習する(らしい)。その成果の披露も兼ねて鉾の上で練習用の注連縄を切って見せる。…のが注連縄切りリハーサル。
場所取りが難しくてなかなか生では見られないシーンのリハーサルだからもっと人気が出ても良さそうなものなんだが、稚児舞披露ほどには知られていないようだ。
町会所で一連の儀式を終えたあと、鉾の上にお稚児さんや禿他の関係者が登場。皆、装束はおそろいの浴衣のまま。
準備が整うと白刃一閃。
見事一刀両断。居合わせたギャラリーからは拍手が沸く。
親御さんと取材陣が鉾の下で見守ってる。お稚児さんは神の使いなので地面に足をつけてはいけないし女性とは口を利いてはいけないのだそうで母親と言えども例外ではない。…らしい。抑、長刀鉾の上は女人禁制なのでお母さんは鉾の下で見守ってるんですね。
動きが見えるかな?切った瞬間タン!という小気味の良い音がするの。
2022年7月12日 (火)
きょうの祇園祭(曳き初め)(前祭)
組み立て終わった山鉾を順次動かしてみて機能チェックするのが曳き初め。昨日真木を建てた5基の山鉾が先発組としてきょう曳き初めをする。例年なら飛び入りでギャラリーにも曳かせてくれる山鉾もあるのだが、コロナ対策で今年は関係者のみで曳く。と言っても山鉾にゆかりのある子どもたちや学生さんが曳いてたりするのでやや謎気味。
四条室町の四方に建つ函谷鉾、月鉾、鶏鉾、菊水鉾が順に曳き初めをし、烏丸通を挟んで四条通の反対側に建つ長刀鉾が最後に動く。
外の4基の山鉾が町内の端から端まで一町ほどの距離しか動かないのに対して長刀鉾は四条烏丸付近から四条富小路付近まで400㍍近く移動する。
その間、鉾に乗ったお稚児さんが太平の舞を舞う。町会所で披露した時と違って動く山鉾は揺れる。単に動くから揺れるだけじゃなく、時々「かぶらてこ」と呼ばれる先細の木の棒を車輪に轢かせて進路を修正するのでそのたびにガッコンと身震いするような揺れからもするのでスリリング。
長刀鉾では「関係者」が近所の(?)小学生。
長刀鉾の真木の先端の長刀。八坂神社の方を向かないように取り付けてある。
山鉾の通り道にある信号機はじゃまにならないように収納してある。曳き初めの前に折りたたみ、終わったら元に戻す。以前は街路灯も収納していたんだけど四条通の車線が減ってからは山鉾と干渉することがなくなったのでいじらなくなりましたとさ。
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